納座村(読み)のうざむら

日本歴史地名大系 「納座村」の解説

納座村
のうざむら

[現在地名]朝来町納座

山内やまうち村の東、伊由いゆう谷の中央部に位置する。集落伊由谷いゆうだに川沿いに散在し、東は川上かわかみ村。地名は山内村青倉あおくら権現祭祀に関連するものと思われる。また寛永一六年(一六三九)の知高帳に「伊由納(座)」、元禄郷帳に伊由納座とあるのは養父やぶ建屋たきのや谷の能座のうざ(現養父町)との混同を避けるためと考えられる。前掲知高帳では高二〇〇石余、宝暦七年(一七五七)の但馬国高一紙では高二〇五石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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