紫髯緑眼(読み)シゼンリョクガン

精選版 日本国語大辞典 「紫髯緑眼」の意味・読み・例文・類語

しぜん‐りょくがん【紫髯緑眼】

  1. 〘 名詞 〙 赤茶けたひげと青い目。中国で西方異民族の容貌を形容した語。
    1. [初出の実例]「唐詩にいふ所の紫髯緑眼の類か、眼の色ことなるもの多し」(出典:島根のすさみ‐天保一一年(1840)六月二四日)
    2. [その他の文献]〔岑参‐胡笳歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む