細切れ(読み)コマギレ

デジタル大辞泉 「細切れ」の意味・読み・例文・類語

こま‐ぎれ【細切れ/小間切れ】

細かく切られたもの。また、その切れ端。「―の知識
牛肉豚肉などを細かく切ったもの。「牛肉の―」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「細切れ」の意味・読み・例文・類語

こま‐ぎれ【細切・小間切】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 布帛(ふはく)の切れ端。小切れ
    1. [初出の実例]「本当のボロで、とても雑巾にも足ふきにもならないような細切(コマギ)れであったが」(出典:長春五馬路(1968)〈木山捷平〉二)
  3. 牛肉や豚肉などを細かく切ったもの。こまぎり。
    1. [初出の実例]「牛のコマ切の大鍋から、白い湯気が立って」(出典:東京の三十年(1917)〈田山花袋〉その時分)
  4. 細かく区切ること。また、そのもの。
    1. [初出の実例]「そういうコマギレのような仕事━今日ならアルバイト━を好んで求めた」(出典:社会学入門(1959)〈清水幾太郎〉六)

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