こま‐ざらい‥ざらひ【細杷】
- 〘 名詞 〙 落葉などをかき集めたり、土をかきならしたりするのに用いる柄(え)の長い熊手。竹製、木製、鉄製などがある。木の葉かき。松葉かき。こまざらえ。
細杷〈和漢三才図会〉
- [初出の実例]「耰は摩田器也ぢゃほどに、田を平になすものぞ。こまさらいの様なものであるらうぞ」(出典:漢書列伝竺桃抄(1458‐60)賈
第一八) - 「木の葉天狗が木杷(コマザライ)で掻集め」(出典:談義本・教訓雑長持(1752)一)
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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