細糸(読み)ホソイト

デジタル大辞泉 「細糸」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐いと【細糸】

細い糸。ほそ。
紡績糸で、40番手より細い糸。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「細糸」の意味・読み・例文・類語

ほそ‐いと【細糸】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 細い糸。〔観智院本名義抄(1241)〕
    1. [初出の実例]「鳩の左りの足を細糸(ホソイト)にて縛り給はるべし」(出典露団々(1889)〈幸田露伴〉一七)
  3. 紡績の四〇番手より細い糸。また、一二デニール以下の生糸
  4. 三味線や箏などの細い弦。
    1. [初出の実例]「細糸(ホソイト)のさへた音色」(出典:人情本春色辰巳園(1833‐35)後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android