細胞壁溶解酵素(読み)さいぼうへきようかいこうそ(その他表記)cell wall digesting enzyme

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「細胞壁溶解酵素」の意味・わかりやすい解説

細胞壁溶解酵素
さいぼうへきようかいこうそ
cell wall digesting enzyme

植物細胞細菌,酵母などの細胞の外側を覆っている細胞壁を溶解し,裸の細胞プロトプラストを作る酵素外部より遺伝子細胞器官を細胞内へ導入したり,細胞融合などを行なう場合,一時的に細胞壁を除去する必要がある。このため酵素液によって細胞壁は処理される。酵素としては,リゾチームセルラーゼ,チモリアーゼ,ドリスラーゼなどが市販されており,目的とする細胞種によって使い分けられる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む