知恵蔵mini 「細胞間脂質」の解説 細胞間脂質 皮膚の最上層に位置する角質層にある角質細胞の間に存在する脂質のこと。角質細胞間脂質。セラミド・遊離脂肪酸・コレステロール・コレステロールエステルからなり、細胞同士を結びつけ、外部刺激の侵入阻止や体内の水分の過剰な蒸発を防ぐ角層のバリア機能の一端を担う。また、細胞間脂質自体が保湿機能をもっており、肌荒れや乾燥肌などに関して重要視される要素となっている。2016年1月には株式会社資生堂が、スギ花粉に含まれる抗原タンパク質が細胞間脂質量を低下させることなどを発表した。 (2016-3-24) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報