肌荒れ(読み)ハダアレ(その他表記)roughing

デジタル大辞泉 「肌荒れ」の意味・読み・例文・類語

はだ‐あれ【肌荒れ/膚荒れ】

肌が荒れること。皮膚がかさかさになること。

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精選版 日本国語大辞典 「肌荒れ」の意味・読み・例文・類語

はだ‐あれ【肌荒・膚荒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 皮膚が荒れること。皮膚がかさかさになること。
  3. 熱間鍛造品などの表面に現われる不整な荒れ。または板金加工などで表面に凹凸を生じ、蜜柑(みかん)の皮のように荒れることをいう。

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改訂新版 世界大百科事典 「肌荒れ」の意味・わかりやすい解説

肌荒れ (はだあれ)
roughing

金属工学用語。塑性加工における肌荒れとは,加工プロセスが原因となって材料の表面が製品にふさわしくない状態になることをいう。したがって,肌荒れが問題となる程度は,その国の商慣習,使用者の感覚といった要因によって支配される。加工中に表面状況を損なう可能性のある要因としては,(1)高い圧力で閉じ込められた潤滑剤による小孔の発生pitting,(2)材料の表面の不均一変形によるオレンジピールオレンジの皮のように表面がざらざらになること),(3)工具と材料との間に入った異物圧痕,(4)工具と材料との間の潤滑不良による圧着の破壊あと(焼付き傷),(5)工具表面の突起による表面傷,などがあげられる。
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