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細蟹の ササガニノ

デジタル大辞泉の解説

ささがに‐の【×蟹の】

[枕]
蜘蛛(くも)の意から、「蜘蛛」また同音の「雲」「曇る」にかかる。
「―くものふるまひ哀れなり」〈玉葉集三〉
「―曇らぬ空に雨のみぞ降る」〈後拾遺・雑三〉
蜘蛛の糸の意から、「糸」また同音の副詞の「いと」および「厭(いと)ふ」などにかかる。
「―いとかくまでは思はざりしを」〈実方集〉
「―厭はれながらかかる契りは」〈風雅・恋四〉
蜘蛛の「網(い)」というところから、「い」を頭音とする「今」「命」などにかかる。
「―今はと限るすぢにても」〈かげろふ・中〉
「―命を今は何にかけまし」〈後拾遺・恋三〉

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大辞林 第三版の解説

ささがにの【細蟹の】

( 枕詞 )
「蜘蛛くも」「いと」「い」「いづこ」「いかに」などにかかる。ささがねの。 「わがせこがくべき宵なり-くものふるまひかねてしるしも/古今 恋四

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