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蜘蛛手 クモデ

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デジタル大辞泉の解説

くも‐で【蜘蛛手】

クモの足のように、1か所から四方八方に分かれていること。また、そういうもの。
「万国旗や提灯の―に張りわたされた下に」〈万太郎大寺学校
(「に」を伴って副詞的に)あれこれと心の乱れるさま。
「―に思い屈する時」〈露伴・風流仏〉
材木などを四方八方に打ち違えて組んだもの。
「ある障子の上に、―結うたる所あり」〈平家・二〉
四方八方に駆け巡ること。また、刀剣などを、四方八方に振り回すこと。
「竪様、横様、―、十文字に駆け破(わ)り駆け回り戦ひけるが」〈平家・八〉

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

くもで【蜘蛛手】

蜘蛛の足のように四方八方に出ていること。放射状に広がり、または組み合わされている状態。 「水行く河の-なれば/伊勢 9
橋の梁はり・桁けたを支えるため、橋脚から筋交いに渡した材木。 「五月雨に水まさるらしうち橋や-にかかる波の白糸/山家
細い材を打ち違えに組んだ、灯明皿や手水鉢ちようずばちなどをのせる台。
刀・棒などを四方八方に振り回す動作。 「 -、かくなわ、十文字、とんばう返り、水車、八方すかさず切つたりけり/平家 4
あれこれと思い乱れること。 「うち渡し長き心は八橋の-に思ふことは絶えせじ/後撰 恋一

出典|三省堂
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