紹興の東湖(読み)しょうこうのとうこ

世界の観光地名がわかる事典 「紹興の東湖」の解説

しょうこうのとうこ【紹興の東湖】

中国の浙江(せっこう)省紹興シャオシン)市にある、断崖絶壁奇景で知られた湖。漢代から採石が続けられて絶壁となった場所に、水を引いて造った人工湖である。湖畔には亭や石橋があり、遊覧船からは数百メートルも続く断崖を見上げながらクルーズを楽しめる。清時代末期に、紹興の著名な書道家と園林芸術家が風景の美しさに魅せられ、堤の上にレンガを積み上げて壁を造り、堤の外には浙東運河を造って東湖を造り上げた。

出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android