デジタル大辞泉 「終しか」の意味・読み・例文・類語 つい‐しか〔つひ‐〕【▽終しか】 [副]いまだかつて。ついぞ。たえて。「―お出入り申さねば、どなた様がどなたやら」〈浄・女腹切〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「終しか」の意味・読み・例文・類語 つい‐しかつひ‥【終しか・遂しか】 〘 副詞 〙 ( 名詞「つい(終)」に助詞「し」「か」がついてできたもの ) =ついに(終━)③〔かた言(1650)〕[初出の実例]「先度は御状を下されたれども、ついしか返事も仕(つかまつ)らひで」(出典:歌謡・松の葉(1703)三・ころく)「お寺さまはつひしか勧化事をさしったことがねへから」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例