終油の秘蹟(読み)しゅうゆのひせき(その他表記)Extrema Unctio ラテン語

日本大百科全書(ニッポニカ) 「終油の秘蹟」の意味・わかりやすい解説

終油の秘蹟
しゅうゆのひせき
Extrema Unctio ラテン語

カトリック教会の七つの秘蹟(サクラメントsacrament)の一つ。現在は「病人塗油の秘蹟」と改名された。昔は臨終を迎えている病人に授けられたが、現代では重病人ならだれにでも与えられる。司祭は病人の目、鼻、口、耳、手、足に聖香油を塗り、病気の治癒と罪の許しと神の恩恵を願う祈りを唱える。この秘蹟を受ける前に、司祭に自分の罪を告白(告解(こっかい)の秘蹟)し、聖体の秘蹟を受けることが勧められる。プロテスタントではこれを秘蹟とは認めていない。

[門脇佳吉]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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