組下(読み)クミシタ

デジタル大辞泉 「組下」の意味・読み・例文・類語

くみ‐した【組下】

組子くみこ1

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「組下」の意味・読み・例文・類語

くみ‐した【組下】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 江戸時代、大庄屋支配下にある村、または庄屋名主)をいう。〔地方凡例録(1794)〕
  3. くみこ(組子)上杉家文書‐(年月日未詳)(江戸)上杉氏掟書写〕
    1. [初出の実例]「依田豊前守の組下にて石子伴作、金谷藤太郎といふ両人」(出典:怪談牡丹燈籠(1884)〈三遊亭円朝〉二〇)
  4. 博徒の仲間で、配下となる者。
    1. [初出の実例]「じぶんの組下の若い者をつれて酒をのみに行ってのかえり」(出典:鉄路に近く(1956)〈島尾敏雄〉)

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