組付(読み)くみつけ

精選版 日本国語大辞典 「組付」の意味・読み・例文・類語

くみ‐つけ【組付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 組み合わせて盛りつけること。また、その物。
    1. [初出の実例]「くみつけ、うへにくらげつねのごとし。大ぢうにいるべし。したに海老のふなもり」(出典:宗五大草紙(1528)公方様諸家へ御成の事)
  3. 活版印刷の一工程。印刷機の版面台に、鉛版または原版指定位置およびページの順にすえつけること。

くみ‐つき【組付】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 組みつくこと。
  3. くみこ(組子)
    1. [初出の実例]「諸侯大夫等に久しくつかへ有と云共、組付などになり、多はかたすみにおしこめられ有物也」(出典:太閤記(1625)或問)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む