組天井(読み)クミテンジョウ

デジタル大辞泉 「組天井」の意味・読み・例文・類語

くみ‐てんじょう〔‐テンジヤウ〕【組(み)天井】

組み入れ天井
小組こぐ格天井ごうてんじょう

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「組天井」の意味・読み・例文・類語

くみ‐てんじょう‥テンジャウ【組天井】

  1. 〘 名詞 〙 格子を格(ごう)天井格間に細かく組んだ天井。小組格(こぐみごう)天井。組入れ。
    1. [初出の実例]「紅葉に鹿の御殿、声があるかとうたがはれ、玉椿の組天井(クミテンジャウ)びいどろのあかりしゃうじ」(出典浮世草子・丹波太郎物語(1715)三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android