経済性工学(読み)けいざいせいこうがく(その他表記)economic engineering

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「経済性工学」の意味・わかりやすい解説

経済性工学
けいざいせいこうがく
economic engineering

企業経営の効率化を徹底するうえで,企業の最適資源配分はどうすればよいかを体系的に分析する経営工学一種。発生コストの最小化だけでなく機会コストの最小化も含めた原価の極小化を研究する原価工学,製品の商品価値を減殺させないままでコストを最小化させる価値工学,技術の経済性を分析してその経済的有効性を研究,判断するエンジニアリング・エコノミーの3分野から成り立っている。特に価値工学 (バリューエンジニアリング) は,製品・半製品品質や機能性をそこなわずにコストを下げる工学で,1940年代にアメリカの GE社で始められた。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の経済性工学の言及

【エンジニアリングエコノミー】より

…EEと略称し,経済性工学と訳される。EEとは,技術分野の計画段階で生じる意思決定問題に関して経済的に有利な方策を探し,比較し,選択するための理論と技術を総合したものである。…

※「経済性工学」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む