経珍(読み)きょうちん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「経珍」の解説

経珍 きょうちん

?-? 平安時代前期の僧。
天台宗泰範とともに最澄におもんじられた。延暦(えんりゃく)16年(797)最澄の発願(ほつがん)した一切経(いっさいきょう)書写をてつだい,大同(だいどう)4年,弘仁(こうにん)3年には空海からの経典借り受け,返却使いをつとめた。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android