出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報
…その自筆本が,《寺務方諸廻請》12冊,《大乗院寺社雑事記》167冊,《尋尊大僧正記》20冊に分かたれ,内閣文庫に所蔵されている。なお《安位寺殿御自記第五十二》として《経覚私要鈔》に混入されている1冊(長禄3年11~12月)も尋尊の日記である。日次記は,1450年(宝徳2)1月1日から1508年(永正5)1月17日まで約60年間の長きにわたっている。…
…ついで胤仙(いんせん)は大乗院方衆徒の〈根本〉と称されるにいたり,1443年(嘉吉3)には筒井氏をいったん没落させ,以後古市,筒井氏は鋭い対立をつづけた。胤仙は幕府から追放された大乗院門跡経覚(きようかく)と深く結んで経覚を古市に迎え,経覚の縁で茶湯などの芸能も古市で発達した。53年(享徳2)胤仙の没後,長男胤栄(いんえい)の時代はあまりふるわなかったが,75年(文明7)胤栄が引退して弟の澄胤(ちよういん)が家督となり,古市氏は最盛期を迎えた。…
※「経覚」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...