日本歴史地名大系 「宝寿寺」の解説
宝寿寺
ほうじゆじ
国鉄予讃本線伊予小松駅の西一〇〇メートル、国道一一号の北側にある。天養山と号し、高野山真言宗。本尊十一面観世音。四国霊場八十八ヵ所の六二番札所であり、江戸時代には小松藩抱寺七ヵ寺の一つであった。
沿革は不詳であるが、「小松邑誌」に「天養山観音院宝寿寺(中略)一宮別当 伝言道慈律師開基」とあり、延宝七年(一六七九)の移転新造営の時の棟札には「大願主別当宝寿寺阿闍梨宥伝 奉新引社当国一之宮大明神一宇(中略)当社往古ヨリ御座処従是当北方白坪ト云田中ニ安置御座」とあり、古くは
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報