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結合原価 けつごうげんかjoint cost

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

結合原価
けつごうげんか
joint cost

連結原価ともいう。2つ以上の製品または用役をつくりだすにあたって結合して発生する原価。すなわち同一の原材料と同じ製造工程から単位原価を異にする何種類かの生産物を生産する場合に発生する原価で,この場合の生産物は連産品であることもあり,主産物,副産物であることもある。連産品とは2つ以上の製品が同じ工程から主,副の別なく同時に産出される生産物のことで,たとえば石油精製業におけるガソリン,軽油,灯油,重油,ナフサなどがこれにあたる。狭義には原価の発生が製品別,サービス別に把握できないものを意味し,各生産物が分離するまでに要した原材料費,労務費,製造間接費がこれに含まれる。一般に狭義に解されることが多いが,広義には原価の発生をある程度まで製品別,サービス別に把握可能のものも含めることがある。しかし同一建物内で何種類かの製品が生産される場合に,その建物の減価償却費などは結合原価ということもできるが,これは共通費として狭義の結合原価と区別される。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について | 情報

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