結合織炎(読み)けつごうしきえん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「結合織炎」の意味・わかりやすい解説

結合織炎
けつごうしきえん

いわゆる肩こりや腰筋痛などが、筋肉自体の変化によるというよりは、むしろ神経系循環系病変に起因する二次的なものと考えられることがあり、このようなものが結合織炎(結合組織炎)とよばれることがある。下腿(かたい)の腓腹(ひふく)筋の疼痛(とうつう)などがその例で、筋肉リウマチとよばれたりもする。原因を確かめて治療することが必要であるが、局所的にはマッサージなどを行い、筋緊張を除き循環をよくすることが効果的である。

[永井 隆]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

関連語 永井隆

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む