デジタル大辞泉
「鏡映」の意味・読み・例文・類語
きょう‐えい〔キヤウ‐〕【鏡映】
[名](スル)空間内の図形を、ある平面に関して鏡に映すような面対称に移すこと。
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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きょう‐えいキャウ‥【鏡映】
- 〘 名詞 〙
- ① 平面図形を裏がえすこと。また、二つの平面図形が互いに裏がえしになっているときの、一方の他方に対する称。
- ② 空間図形をある平面に関して面対称なものに移すこと。また、二つの空間図形が面対称であるときの、一方の他方に対する称。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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鏡映
きょうえい
reflection; mirror operation
(1) 点Pと平面mとが与えられたとき,Pをmに関して対称な点 P' に移す操作を鏡映といい,P' をmに関するPの鏡像という。 P' はmに平面鏡がある場合のPの像に相当する。ある図形が鏡映によって同じ図形に移る場合,面対称または鏡映対称といい,平面mを対称面または鏡映面という。 (2) 原子核物理学では,陽子を中性子に,中性子を陽子に移す理論上の操作を鏡映と呼ぶ。陽子数が Z,中性子数が Nの核は,鏡映によって陽子数が N,中性子数が Zの核に移る。このとき,一方を他方の鏡映核という。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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鏡映
キョウエイ
reflection, mirror operation
物体を実像の位置から鏡に映したときの虚像の位置にもってくる操作のこと.
このときの鏡の面に相当する面を鏡面または鏡映面という.鏡映の操作によって,図形がそれ自身に完全に重なるときに図形は鏡面の対称をもつといい,このときの鏡面を対称面ともいう.対称面の記号はm.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報
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