結晶質石灰岩(読み)ケッショウシツセッカイガン(その他表記)crystalline limestone

デジタル大辞泉 「結晶質石灰岩」の意味・読み・例文・類語

けっしょうしつ‐せっかいがん〔ケツシヤウシツセキクワイガン〕【結晶質石灰岩】

大理石の岩石学上の名称

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最新 地学事典 「結晶質石灰岩」の解説

けっしょうしつせっかいがん
結晶質石灰岩

crystalline limestone

変成作用を受けた石灰岩の一般的名称で,大理石とも呼ばれる。主に炭酸塩鉱物方解石ドロマイトで構成されるが,鉱物組成は,石灰岩に含まれる不純物,変成作用の温度圧力条件,外部から添加された物質の量などにより変化する。変成鉱物として雲母透閃石,透輝石,苦土かんらん石,スピネル,ヒューム石,グラファイト黄鉄鉱などが含まれ,接触変成作用の場合,スカルンを形成する。結晶質石灰岩は石材や有機化学工業,製鉄セメント原料として使用される。

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参照項目:大理石

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岩石学辞典 「結晶質石灰岩」の解説

結晶質石灰岩

変成作用を受けた石灰岩の一般的名称で,鉱物組成は,もとの石灰岩の性質,変成作用を受けた際の熱力学的条件,外部から導入された物質の量と成分に関係する.ダイアジェネシス過程再結晶した石灰岩は“再結晶した”と記載する.

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「結晶質石灰岩」の意味・わかりやすい解説

結晶質石灰岩
けっしょうしつせっかいがん

大理石

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世界大百科事典(旧版)内の結晶質石灰岩の言及

【大理石】より

…狭義には等粒状のよく再結晶した方解石やドロマイトからなる変成岩(岩石学では一般に結晶質石灰岩という)をさす。建築装飾用石材名としてはより広義に使われており,主として方解石からなる石灰岩をさすが,同種の色彩や模様をもつ岩石,たとえば蛇紋岩を含む石灰岩などをも含めていう。…

※「結晶質石灰岩」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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