家庭医学館 「結節性紅斑の検査」の解説 けっせつせいこうはんのけんさ【結節性紅斑の検査】 結節性紅斑は、よく似た病気がほかにあるため、皮膚生検(ひふせいけん)(病変部の一部を切除して検査する方法)が行なわれ、組織に隔壁脂肪織炎(かくへきしぼうしきえん)が見つかれば診断がつきます。この組織変化は、原因が異なっても、ほぼ共通してみられます(ハンセン病が原因の場合はちがう組織像になります)。 血液を検査すると、赤沈(せきちん)の亢進(こうしん)、CRP(「CRP(C反応性たんぱく)」)の値が上昇するなどの異常がみられます。 いずれにしても、原因菌や原因疾患を見つけるため、積極的に検査を行なわなければなりません。発熱や関節痛があっても、必ず皮膚科を受診しましょう。 出典 小学館家庭医学館について 情報 Sponserd by