絜矩の道(読み)けっくのみち

精選版 日本国語大辞典 「絜矩の道」の意味・読み・例文・類語

けっく【絜矩】 の 道(みち)

  1. 自分の心をもとにして他人の心を思いやるというやり方。おもいやり。
    1. [初出の実例]「絜矩(ケック)の道(ミチ)を紳に書してゐた抽斎をさへ、度々忍び難き目に逢はせてゐたからである」(出典渋江抽斎(1916)〈森鴎外二八)
    2. [その他の文献]〔礼記‐大学〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む