絡繰仕掛(読み)からくりじかけ

精選版 日本国語大辞典 「絡繰仕掛」の意味・読み・例文・類語

からくり‐じかけ【絡繰仕掛】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 糸などの仕掛けを施した装置。あやつって動かすような仕掛け。
    1. [初出の実例]「此前の吉野が姿をからくり仕掛(シカケ)のひとり笑ひ、目口の動き手足のはたらき、皆々気をうるほひなしける」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)三)
  3. 造作などで、外部体裁をよくして、内部は粗末にすること。また、そのもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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