陶磁器の加飾法の一つで,具体的な文様を主として絵筆で描きつける技法。手法自体は原始的な技で原始土器にも行われたが,ふつう絵付という場合は釉のかかった陶磁器の絵付で,土器の絵付ではない。上絵付と下絵付の区別があり,下絵付が早く,上絵付は遅れて登場した。下絵付は文様の上に透明釉をかけたもので,染付・鉄絵・釉裏紅(ゆうりこう)とよばれる。上絵付は色絵・赤絵・錦手(にしきで)・五彩とよばれる。どちらも文様はコバルト・鉄・銅で描く。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報
菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...