絵漆(読み)エウルシ

デジタル大辞泉 「絵漆」の意味・読み・例文・類語

え‐うるし〔ヱ‐〕【絵漆】

蒔絵まきえに用いる

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精選版 日本国語大辞典 「絵漆」の意味・読み・例文・類語

え‐うるしヱ‥【絵漆】

  1. 〘 名詞 〙 蒔絵(まきえ)模様を描く時に用いる漆。透漆(すきうるし)水分を除き、弁柄(べんがら)を混合する。赤色系にすると黒漆地にはっきり模様が描け、上に蒔いた金粉発色が鮮明。
    1. [初出の実例]「いせ漆に朱を合せて練り〈略〉其上を絵漆(ヱウルシ)とて和らかなる漆あり。是にて下絵通りをぬる」(出典:蒔絵大全(1759)五)

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