絶家(読み)ゼッケ

デジタル大辞泉 「絶家」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐け【絶家】

[名](スル)相続人がいなくて、家系が断絶すること。また、断絶したその家。ぜっか。
親元―して寄るべなきまま」〈円朝怪談牡丹灯籠

ぜっ‐か【絶家】

[名](スル)ぜっけ(絶家)

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶家」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐け【絶家】

〘名〙 相続者がないため家系の絶えること。また、その家。ぜっか。
民法(明治二九年)(1896)七六四条「戸主を失ひたる家に家督相続人なきときは絶家したるものとし」

ぜっ‐か【絶家】

〘名〙 =ぜっけ(絶家)〔現代大辞典(1922)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android