精選版 日本国語大辞典 「絶対音」の意味・読み・例文・類語
ぜったい‐おん【絶対音】
- 〘 名詞 〙
- ① 一定の振動数の音の絶対値を示す音の高さ。
- ② =ぜったいおんかん(絶対音感)
- [初出の実例]「専門家の検査を受けたが、絶対音がないことがわかったので、音楽をやめて」(出典:愛と死の書(1939)〈芹沢光治良〉一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...