絶待(読み)ゼツダイ

デジタル大辞泉 「絶待」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐だい【絶待】

仏語。相対立する関係を超えていること。⇔相待

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絶待」の意味・読み・例文・類語

ぜつ‐だい【絶待】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。他との比較対立を絶していること。他に並ぶもののないこと。⇔相待(そうだい)
    1. [初出の実例]「按本願一乗海、円融満足極速無㝵絶待不二之教也」(出典教行信証(1224)二)
    2. [その他の文献]〔法華玄義‐二上〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android