絶痛(読み)ゼッツウ

デジタル大辞泉 「絶痛」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐つう【絶痛】

からだや心がひどく痛むこと。
「―絶苦の悶々の中に」〈紅葉金色夜叉

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精選版 日本国語大辞典 「絶痛」の意味・読み・例文・類語

ぜっ‐つう【絶痛】

  1. 〘 名詞 〙 からだ、または、心がこの上なく痛むこと。また、その痛み苦しむさま。
    1. [初出の実例]「間接に我をして死せしめんとする老人の談話を聞くことの、いかに巡査には絶痛(ゼッツウ)なりしよ」(出典夜行巡査(1895)〈泉鏡花〉五)

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