絹を裂くよう(読み)キヌヲサクヨウ

デジタル大辞泉 「絹を裂くよう」の意味・読み・例文・類語

きぬくよう

《絹の布を裂くときに、高く鋭い音が出るところから》非常にかん高く鋭い声のたとえ。多く女性についていう。「絹を裂くよう悲鳴
[類語]甲高い甲高声高こわだか高調子きんきん金切り声とがり声甲走る黄色い声

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「絹を裂くよう」の意味・読み・例文・類語

きぬ【絹】 を 裂(さ)くよう

  1. 非常にかん高い鋭い叫び声を形容することば。
    1. [初出の実例]「絹帛(キヌ)を裂くやうな鶴の声が」(出典:くれの廿八日(1898)〈内田魯庵〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android