高調子(読み)たかちょうし

精選版 日本国語大辞典 「高調子」の意味・読み・例文・類語

たか‐ちょうし ‥テウシ【高調子】

〘名〙 (「たかぢょうし」とも)
① 声などの調子がふつうより高いこと。また、その調子。また、声の大きいことをもいう。
※俳諧・雪おろし(1751)「伏見の喧𠵅、大坂五人男も見知たる野らものの高調子成るべし」
相場の上がり気味なこと。また、相場の高いこと。〔取引所用語字彙(1917)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「高調子」の意味・読み・例文・類語

たか‐ちょうし〔‐テウシ〕【高調子】

声などの調子のかん高いこと。声を張り上げること。また、そのような声。
相場が上がりぎみであること。
[類語]甲高い甲高声高こわだかきんきん金切り声とがり声甲走る絹を裂くよう黄色い声

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android