甲走る(読み)カンバシル

デジタル大辞泉 「甲走る」の意味・読み・例文・類語

かん‐ばし・る【甲走る/×癇走る】

[動ラ五(四)]声が、きんきんと高く響く。「―・った声」
[類語]甲高い甲高声高こわだか高調子きんきん金切り声とがり声絹を裂くよう黄色い声

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精選版 日本国語大辞典 「甲走る」の意味・読み・例文・類語

かん‐ばし・る【甲走・癇走】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 音声調子が細く、高く、鋭くひびく。きんきん声を出す。かんばる。
    1. [初出の実例]「なきごゑまじりのかんばしった声にて」(出典:滑稽本・浮世風呂(1809‐13)二)

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