声高(読み)コワダカ

デジタル大辞泉 「声高」の意味・読み・例文・類語

こわ‐だか【声高】

[形動][文][ナリ]話し声調子が高く大きいさま。「声高な声で話す」「声高にののしる」
[類語]甲高い甲高高調子きんきん金切り声とがり声甲走る絹を裂くよう黄色い声

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「声高」の意味・読み・例文・類語

こえ‐だかこゑ‥【声高】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙こわだか(声高)
    1. [初出の実例]「こゑたかに、いづらは、このくるまどものをのこどもなきかなど言ふに」(出典:前田本枕(10C終)二〇一)

こわ‐だか【声高】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 声が大きいさま。声を高くはりあげるさま。こえだか。
    1. [初出の実例]「こはだかになのたまひそ。屋の上にをる人どもの聞くに、いとまさなし」(出典:竹取物語(9C末‐10C初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「声高」の読み・字形・画数・意味

【声高】せいこう

大声

字通「声」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android