続絵(読み)ツヅキエ

デジタル大辞泉 「続絵」の意味・読み・例文・類語

つづき‐え〔‐ヱ〕【続(き)絵】

2枚以上の絵をつなげて一つ画面としたもの。全体構図はもとより、1枚ごとのまとまりも重視される。特に浮世絵版画でいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「続絵」の意味・読み・例文・類語

つづき‐え‥ヱ【続絵】

  1. 〘 名詞 〙 二枚以上が組になって一つの構図・場面を表わした絵。一枚ずつでもある程度の独立性があって鑑賞できる。特に浮世絵についていうことが多い。
    1. [初出の実例]「此句は連続せる空間を二段に現したる者にして恰も二枚の続き絵の如し」(出典:俳句新派の傾向(1899)〈正岡子規〉)

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