普及版 字通 「綢」の読み・字形・画数・意味
綢
14画
[字訓] まとう
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(周)(しゆう)。に惆の声がある。〔説文〕十三上に「繆(まと)ふなり」、〔広雅、釈詁四〕に「纏(まと)ふなり」とあり、まきつけてくくることをいう。
[訓義]
1. まとう、まきつける。
2. くくる、しばる。
3. つつむ、つつみこむ。
4. こまかい、おおい。
5. どんす。
6. 稠と通じ、多い。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕綢 クル・マク・マトヘリ 〔字鏡集〕綢 クルマク・シヅカ・ヒロシ・アヤ・イトマク・マツヘリ・マツフ・マク
[熟語]
綢絹▶・綢固▶・綢緞▶・綢緻▶・綢直▶・綢繆▶・綢密▶
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報