綱井村(読み)つないむら

日本歴史地名大系 「綱井村」の解説

綱井村
つないむら

[現在地名]国東町綱井

次郎丸じろうまる村の南方に位置し、東は伊予灘に面する。国東道が通る。小倉藩元和人畜改帳に村名がみえ、藪・田中ら五氏の知行分として高六五六石余、家数一〇四のうち本百姓・小百姓三三、隠居・名子・牛屋七〇、男九九(うち名子七)・女八六、牛三五・馬三。正保郷帳では武蔵むさし郷に属し、田高三八二石余・畑高一二九石余で、ほかに新田が開かれ、茅山・柴山があり、日損所と注記される。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android