網代天井(読み)アジロテンジョウ

デジタル大辞泉 「網代天井」の意味・読み・例文・類語

あじろ‐てんじょう〔‐テンジヤウ〕【網代天井】

杉やひのき網代に編んで張った天井。主に茶室に用いられる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「網代天井」の意味・読み・例文・類語

あじろ‐てんじょう‥テンジャウ【網代天井】

  1. 〘 名詞 〙 杉、桐などの野根(のね)板や、杉皮、竹、葦などを適当な幅に薄くへぎ、それを縦横に編んだもので張り上げた天井。主に茶室の天井や床天井に用いる。
    1. [初出の実例]「網代天井(アジロテンジャウ)雨漏の痕に汚れて、月の暈(かさ)といふものめきたり」(出典読本椿説弓張月(1807‐11)続)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む