綺靡(読み)きび

精選版 日本国語大辞典 「綺靡」の意味・読み・例文・類語

き‐び【綺靡】

  1. 〘 名詞 〙 はなやかで美しいこと。あでやかであること。華美。
    1. [初出の実例]「或気骨彌高。諧風騒於声律。或軽清漸長。映綺靡於艷流」(出典文華秀麗集(818)序)

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普及版 字通 「綺靡」の読み・字形・画数・意味

【綺靡】きび

美しくはなやか。〔文心雕竜、弁騒〕騷經・九は~志を哀(かな)しましめ、九歌・九辯は綺靡にして以てを傷ましめ、天問にして惠巧、招魂・招隱は(えうゑん)にして深なり。

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