綻ぶ(読み)ホコロブ

デジタル大辞泉 「綻ぶ」の意味・読み・例文・類語

ほころ・ぶ【綻ぶ】

[動バ五(四)]綻びる」に同じ。「つぼみが―・ぶ」「孫の顔を見て口元がつい―・ぶ」
[動バ上二]ほころびる」の文語形

ふくろ・ぶ【綻ぶ】

[動バ上二]《「ほころぶ」の音変化》
縫い目・とじ目などが解ける。
「どこもかしこも―・びて、裾廻りがばらばら」〈浄・浪花鑑
こらえきれずに、涙が流れる。
「こらへるだけと包めども、むせび―・び泣きゐたり」〈浄・反魂香

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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