綾谷村(読み)あやがたにむら

日本歴史地名大系 「綾谷村」の解説

綾谷村
あやがたにむら

[現在地名]安佐北区可部かべあやたに

勝木かつぎ村の北東に位置する広域の村で、北に堂床どうとこ(八五九・六メートル)、南に福王寺ふくおうじ山がそびえる。西は堂床山南麓に水源を発する大畑谷おおはただに川が南流して勝木村に入り、東は小南原こなばら川が南流して南原なばら九品寺くほんじ両村の境で南原川に注ぐ。あやとうという地名綾織あやおり屋敷と伝える所があり、往古綾を織っていたことから村名を得たとする(芸藩通志)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む