日本歴史地名大系 「安佐北区」の解説 安佐北区あさきたく 広島県:広島市安佐北区面積:三五二・一一平方キロ広島市の北半を占め、近世末期の高宮(たかみや)郡のほぼ全域と、沼田(ぬまた)郡・高田郡の一部にあたる。北に冠(かんむり)山(七三五・七メートル)・備前坊(びぜんぼう)山(七八九・四メートル)、東に神倉(かんのくら)山(五六一・五メートル)・安駄(あんだ)山(七三五・三メートル)・高鉢(たかはち)山(七〇五・八メートル)、西に滝(たき)山(六九二・七メートル)・笹(ささ)ヶ丸(まる)山(六四八メートル)などがそびえ、区内にも白木(しらき)山(八八九・八メートル)・鬼(おに)ヶ城(じよう)山(七三七・三メートル)・堂床(どうとこ)山(八五九・六メートル)・牛頭(うしず)山(六七二・六メートル)などの高山がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「安佐北区」の意味・わかりやすい解説 安佐北〔区〕あさきた 広島市の北部の区。 1980年区制。旧高陽町,白木町,可部町,安佐町の各町域を含む。太田川の中流域およびその支流の三篠川,根谷川の各河谷に集落が立地する。花卉,野菜栽培,養鶏などの近郊農業が行なわれるが,近年は工場の進出がみられ,宅地化が著しい。旧宿場町の可部が行政,交通の中心地。可部温泉,福王寺,南原峡,安佐動物公園などがある。北部の南原峡を中心とした一帯は南原峡県立自然公園に属する。北西部を中国縦貫自動車道が通り,南からの広島自動車道が合流,広島北ジャンクションがある。 JR芸備線,可部線,国道 54号線,191号線,261号線などが通じる。面積 353.33km2。人口 13万8979(2020)。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by