緊急避妊薬(読み)キンキュウヒニンヤク

デジタル大辞泉 「緊急避妊薬」の意味・読み・例文・類語

きんきゅう‐ひにんやく〔キンキフ‐〕【緊急避妊薬】

妊娠を回避するために性交後に服用する経口剤避妊に失敗したと思われるとき、2~3日中に用いる。日本では平成22年(2010)にノルレボの製造販売が承認された。事後避妊薬緊急避妊ピルモーニングアフターピルアフターピルECP(emergency contraceptive pill)。→避妊薬

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共同通信ニュース用語解説 「緊急避妊薬」の解説

緊急避妊薬

性行為で避妊できなかった際、妊娠を防ぐため性交直後に緊急的に使う飲み薬。アフターピル。現在は医師処方箋が必要で公的医療保険の対象外。世界保健機関(WHO)の必須医薬品リストに入っており、海外では処方箋なしで購入できる国が多い。高確率で妊娠を回避するには性交後72時間以内に飲む必要があり、手軽に入手できるよう11月28日から全国145薬局で処方箋なしでの試験販売が始まった。16歳以上が購入でき、薬剤師面前で服用する。18歳未満は保護者の同伴同意が必要。市販化により、乱用やコンドームを使わないことによる性感染症拡大などの懸念も指摘される。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「緊急避妊薬」の意味・わかりやすい解説

緊急避妊薬
きんきゅうひにんやく

受胎調節

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