総別当(読み)そうべっとう

精選版 日本国語大辞典 「総別当」の意味・読み・例文・類語

そう‐べっとう‥ベッタウ【総別当・惣別当】

  1. 〘 名詞 〙 座頭当道)の官名検校別当・勾当・座頭の四階のうち、別当に属する一官で、別当の最高官。権検校の一等下。別当には、他に正別当・権別当がある。
    1. [初出の実例]「此間に一度の大座、二度の大座、二度のこんこんしゃうを引はらし、総別当に任ず等云ふ事あり。大座より検校の代りをする也」(出典:瞽官紀談(1692)中)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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