緑の洞(読み)ミドリノホラ

デジタル大辞泉 「緑の洞」の意味・読み・例文・類語

みどり‐の‐ほら【緑の洞】

仙人が住む洞の意から》上皇御所かすみの洞。仙洞せんとう
「―、花香ばしきあした」〈新古今仮名序

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「緑の洞」の意味・読み・例文・類語

みどり【緑】 の 洞(ほら)

(仙人の居所の意から) 太上天皇の御所。霞の洞。仙洞(せんとう)
※新古今(1205)仮名序「みどりのほら、はなかうばしきあした、玉の砌、風すずしきゆふべ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android