緑の洞(読み)ミドリノホラ

デジタル大辞泉 「緑の洞」の意味・読み・例文・類語

みどり‐の‐ほら【緑の洞】

仙人が住む洞の意から》上皇御所かすみの洞。仙洞せんとう
「―、花香ばしきあした」〈新古今仮名序

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精選版 日本国語大辞典 「緑の洞」の意味・読み・例文・類語

みどり【緑】 の 洞(ほら)

  1. ( 仙人の居所の意から ) 太上天皇の御所。霞の洞。仙洞(せんとう)
    1. [初出の実例]「みどりのほら、はなかうばしきあした、玉の砌、風すずしきゆふべ」(出典:新古今和歌集(1205)仮名序)

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