緩声(読み)かんしょう

精選版 日本国語大辞典 「緩声」の意味・読み・例文・類語

かん‐しょうクヮンシャウ【緩声】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ゆるやかな声。のどかな調子。また、歌声のゆるやかな歌。
    1. [初出の実例]「鶯舌代って緩声(クヮンシャウ)の歌を唱ふ」(出典太平記(14C後)三九)
    2. [その他の文献]〔白居易‐小童薛陽陶吹觱栗歌〕
  3. 中国の楽府雑曲の名。歌声のゆるやかなところからいう。〔楽府詩集‐雑曲歌辞・前緩声歌〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む