緯白(読み)ヌキジロ

デジタル大辞泉 「緯白」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐じろ【緯白】

横糸が白の織り色。狭義には、縦糸が紫、横糸が白のものをいう。

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精選版 日本国語大辞典 「緯白」の意味・読み・例文・類語

ぬき‐じろ【緯白】

  1. 〘 名詞 〙 織色(おりいろ)一種広義には、緯(よこいと)を白で織ったもの。地色薄色となる。狭義には、経(たていと)を紫、緯を白で織ったもの。紫の薄色。〔運歩色葉(1548)〕
    1. [初出の実例]「べにぞめのからおり物にぬきじろや」(出典:御伽草子・猿の草子(室町末))

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